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裂肛の話

surgical_3_fig_1肛門疾患の最後は裂肛です。俗に言う裂け痔で、20歳~50歳の女性に多く見られ、肛門粘膜が裂ける病気です。傷が浅く短期間に治るものから、再発を繰り返して肛門が狭くなり手術が必要になるものまであり、様々です。

◆裂肛の原因

固く太い便が肛門を通過するときに肛門粘膜が5~8mmにわたって裂けます。肛門括約筋の締まりの強い人におきやすい傾向があります。排便のたびに裂けた傷が拡げられるので、治りにくく慢性化することがあります。

◆裂肛の症状

排便の時に、肛門に痛みがピリッと走り、裂けた粘膜から出血します。出血はお尻を拭く紙が赤く染まる程度で、便器が真っ赤になるほどの出血はありません。排便後まもなく止まるでしょう。肛門の痛みは排便の後は徐々に和らぎます。しかし、時に内括約筋が痙攣し、強い痛みが続くことがあります。この状態が続くと排便が怖くなり、排便を我慢するようになります。慢性化すると、裂けた粘膜の奥と手前に炎症性のポリープ(粘膜がいぼのように伸びる)ができます。また、創が瘢痕化するために肛門が狭くなり、便が出にくなることがあります。

◆裂肛の治療

1.便の調節

裂けた粘膜が治りやすくしてあげることが大切です。便秘の予防のため、繊維成分の多い食事を心がけてください。調節がうまく行かない時は下剤を服用し、排便の時に肛門があまり拡張しないようにします。

2.坐薬

肛門疾患用の坐薬には痛みを抑える麻酔薬や、炎症を軽くする副腎皮質ホルモンが含まれています。これらの薬により症状はかなり軽くなります。

3.手術

長期にわたり症状を繰り返す場合や肛門が狭くなった場合は手術が必要となります。

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